演奏者

富士宮オペラ合唱団
指揮:清晌一郎  ピアノ:塩川美香子、渡辺静香

1995年以降の富士宮市民合唱団によるオペラ公演の歴史を引き継ぎ、直接には2014年の魔笛(御殿場)、カルメン(「宮のおんがく会」)、トスカ(沼津交響楽団)などへの参加をきっかけに、2015年2月「富士宮オペラ合唱団」として立ち上げを図った。結成直後に静岡県国際オペラコンクール(浜松)主催のマスカーニのオペラ「イリス」への参加が決定、2016年2月浜松のアクトシティ公演では浜松まで稽古に通い、公演は好評を得た。今回の「カヴァレリア・ルスティカーナ」が富士宮で初めての自主上演となる。他に平井秀明作曲「かぐや姫」などオペラ公演への参加を準備している。

藤田 貴子 Takako Fujita(ソプラノ)

富士市出身。国立音楽大学声楽科卒業。二期会オペラ研究所第52期マスタークラス終了。「第6回全日本ジュニアクラシックコンクール」大学生の部第1位。 オペラでは「トスカ」タイトルロール、「仮面舞踏会」アメーリア、「フィガロの結婚」伯爵夫人、「ラ・ポエーム」ミミ、ムゼッタ、「椿姫」アンニーナ、フローラ、「カルメン」フラスキータ、「小さな煙突そうじ屋さん」ローワン、オペレッタでは「こうもり」ロザリンデ役として出演。地元静岡では「第4回せせらぎ音楽會」にて静岡交響楽団と共演。「富士宮市制70周年記念第9演奏会」、ヘンデル「メサイア」などのソリストも務める。その他首都圏や地元静岡県で演奏会に多数出演。二期会会員。

望月 光貴 Koki MOCHIDUKI(テノール)

富士宮市出身。昭和音楽大学声楽科卒業。同大学院オペラ専攻終了。故天野秋雄、的場辰朗両氏に師事。2001年オペラデビュー後、「ドン・パスクァーレ」、「夢遊病の娘」、「愛の妙薬」、「ランメルモールのルチア」、「椿姫」、「ファルスタッフ」、「カプレーティ家とモンテッキ家」テバルド、「カヴァレリア・ルスティカーナ」トゥリッドゥ、「セヴィリアの理髪師」アルマヴィーヴァ伯爵などで出演。「メサイア」、「戴冠ミサ」、「第九」、「小荘厳ミサ」などのソリストも務める。第21回飯塚新人音楽コンクール入選。第36回イタリア声楽コンコルソ入選。藤原歌劇団、東京オペラプロデュース所属。昭和音楽大学講師。

百瀬 美樹 Miki MOMOSE(ソプラノ)

富士宮市在住。静岡県立清水南高等学校芸術科を経て、東京藝術大学音楽部声楽科を卒業。第1回「静岡の名手たち」オーディション合格。ベルゴレージ「スターバト・マーテル」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」、ヘンデル「メサイア」、シューベルト「ミサ曲」、ベートーヴェン「第九」「合唱幻想曲」などのソリストを務める。オペラでは「ヘンゼルとグレーテル」グレーテル、「フィガロの結婚」スザンナ、「カルメン」ミカエラ、「愛の妙薬」アディーナ役などで出演。現愛、静岡県立清水南高等学校藝術学部非常勤講師。静岡県オペラ協会理事。静岡県学生音楽コンクール審査員。

鶴川 勝也 Katsuya TSURUKAWA(バリトン)

国立音楽大学卒業。ミラマーレ・オペラ「愛の妙薬」ベルコーレ、「セヴィリアの理髪師」フィガロ、「秘密の結婚」ロビンソン伯爵、横浜オペラ未来プロジェクトではミハエル・ハンペの演出による「フィガロの結婚」伯爵、文化庁オペラ公演「文化藝術による子供の育成事業」では池辺晋一郎作曲「てかがみ」勇一、京都芸術劇場春秋座にて「セヴィリアの理髪師」フィガロ、「カルメン」エスカミーリョで出演。ニューヨークへ留学。ピアニスト相原郁美とデュオ・リサイタルをカーネギーホールのリサイタルホールで行い好評を得る。

下倉 結衣 Yui SHIMOKURA(メゾ・ソプラノ)

昭和音楽大学声楽科卒業。同大学専攻科声楽専攻および同大学院学院音楽研究科オペラ専攻修了。声楽を小松田茂、八尋久仁世、細川久美子、D.マッツォーラの諸氏に師事。秩父国際音楽祭で開催されたG.ヴォイタノフスカのマスタークラスを受講、選抜者コンサートに出演。重松みか氏プロデュースによるThe summer program i Italy 2016に参加、ディプロマを取得。オペラでは「魔笛」童子Ⅱ、「椿姫」アンニーナ、「こうもり(日本語上演)」オリロフスキー等を演じる。その他、チャリティーコンサートやオペラ・ガラコンサート等に出演。第64回東京国際芸術協会新人演奏会オーディション合格。第19回ブルクハルトコンクール第4位(1位なし)。昭和音楽大学助手を経て、現在は昭和音楽大学大学院音楽研究科博士後期課程2年次に在学中。